夏空の下、駆ける。

~鉄道や鉄道のある風景・自然を愛する鉄道好きのブログ~

【廃線の危機】 乗って残そう 名鉄広見線末端区間の旅

名古屋に住んでいる人でも知らない?

 

そんな路線、名鉄広見線新可児御嵩に乗車してきました。

 

 

この路線、利用客減により廃止が迫っているらしい。

だから、危ないなと思い、乗ることにしました。

 

 

今日はその広見線の景色でも見ていただきたいなと思います。

 

 

7:57

f:id:meitetsu2000:20151018075719j:plain

やってきたのは広見線中間駅の新可児駅。

 

この新可児駅は、可児市という岐阜県木曽川南岸に位置する市の中にあります。

 

この駅までは中部国際空港から準急がやってきたり、列車も4両だったりでいろいろと恵まれているのですが、この新可児駅から先は、基本的に2両ワンマン運転のピストン輸送という形になってしまいます。(一部の時間帯はツーマン運転)

 

さらに本数も毎時2本です。

 

 

ホームも改札も分けられており、名鉄の準備が整っている?ということが分かります。

(改札は御嵩方面だけ2度通らなければならないというだけで、実際に分けられているわけではないが。)

 

 

 

8:04

f:id:meitetsu2000:20151018080446j:plain

御嵩から列車がやってきました。

 

 

f:id:meitetsu2000:20151018080514j:plain

6000系のワンマン仕様です。

 

普段は本線系で走ってたりするんですが、登場してから年数の経っている初期車は、ワンマン改造されて端っこで活躍しています。

 

ピストン輸送のため、方向幕ではなく、板が取り付けられています。

 

 

f:id:meitetsu2000:20151018080556j:plain

これから、この6000系(6013F)に乗って御嵩へ行きます。

 

8時8分の発車。

 

 

のはずでしたが信号が変わらず9分発車。

 

 

8:11 次は、明智。

f:id:meitetsu2000:20151018081101j:plain

思ったよりも、人家があります・・・。

 

ちなみにですが、この区間にはもともと学校前駅という駅があったのですが、2005年に無くなってしまいました。

そのため、この区間は3.5kmと名鉄では結構駅間距離が長いです。

 

明智駅

f:id:meitetsu2000:20151018081324j:plain

やけに立派な駅ですが、2001年まではこの駅から名鉄八百津線が出ていました。

 

 

明智駅に停車。

この列車はワンマンではなくツーマンなので、車掌さんが乗務しています。そのため車掌さんはきっぷの回収や精算をしなければなりません。

 

 

さて、ここで前面展望でも見てもらいますか。

 

明智駅から次の顔戸駅までの1区間です。

 

本当は全区間収録したんですが、容量の関係で1区間とさせていただきます。

 

車掌さんは、多くない乗客のきっぷ拝見をしたりしています。

 

8:15 次は、顔戸

f:id:meitetsu2000:20151018081505j:plain

動画と写真をひとつのカメラで撮っています。

 

だんだんと人家が少なくなってきました。

 

 

顔戸

f:id:meitetsu2000:20151018081605j:plain

顔戸(ごうど)駅は、1面1線の田舎であれば普通によくある駅です。

 

 

8:17 次は、御嵩

f:id:meitetsu2000:20151018081740j:plain

家がちらほら。

 

爆音モーターを奏でながら進みます。

 

 

御嵩口駅

f:id:meitetsu2000:20151018081847j:plain

こちらも1面1線の駅です。

 

写真では分かりづらいですが、駅前には結構なチャリが停まってます。

 

まだまだ通勤・通学路線としては需要があるのでしょうね。というか無くなったら地元の方マジで困っちゃう。

 

8:20 次は、終点 御嵩

f:id:meitetsu2000:20151018082008j:plain

御嵩口から御嵩へは、わずか600m。

 

ゆっくり走ります。

 

 

御嵩

f:id:meitetsu2000:20151018082025j:plain

御嵩駅も先ほどと同じく1面1線の形式で、行き止まりとなっています。

 

 

 

f:id:meitetsu2000:20151018082154j:plainやって来ました。御嵩駅。

ここでツアー客らしき方々が30人~40人ぐらい乗り込みました。

(まさかこの後知多奥田まで同じになるとはなぁw)

 

 

駅看板と列車。

f:id:meitetsu2000:20151018082159j:plain

いい光景です。

 

 

f:id:meitetsu2000:20151018082118j:plain

これからも末永く走ってほしいものです。

 

 

そして私は折返し8時23分発の列車に乗って新可児駅に戻りました。

 

 

 

まだまだ旅は続きますが、広見線末端区間のレポはこれにて終了とさせていただきます。