【2015年冬】北近畿・関西旅 絶景はココにあり。 3/8
前回まではこちらです。
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2015/12/27 14:53
今朝、最寄り駅を出発してから約9時間。
遂に城崎温泉までやってきたのです。
しかしこれで終わるわけではありません。
さらに乗ります。
普通┃浜坂行きです。
車両は平成生まれの私でも何故か懐かしく感じるオレンジ一色のキハ47系。
乗りたかった車両でもあります。
発車。揺れとディーゼル音、そして風情ある車内風景・・・。
急にローカル感が漂います。
もちろん、天井には
扇風機だったり(今も使われてるのかな?)。
15:05
山をひとつ越え、等間隔でジョイント音を奏でながら田んぼの中を走ります。
そして一つ目の駅が竹野駅。
ここで降ります。
本日の乗車はここまでです。
ホームにはキハ47系が交換するところでした。
昭和を感じられる良い風景。
これからも末永く、走って欲しいものです。
ちなみにこの竹野駅、駅舎が明治44年の完成で、しかも現在も使われている歴史ある駅なのです。
一応特急も停まります。
待合室は温もりを感じられる木でできたベンチや、ストーブが置かれています。
駅舎はこんな感じです。
まあ、竹野駅に関しては次の日にいろいろと観察してますから、詳しいことは後述します。
駅からは送迎バスでホテルへ向かいます。
時刻は15時10分。こんなに早いお開きもなかなかありません。
送迎バスに乗って、雨脚がどんどん強くなる日本海沿岸を走行します。
個人的に、太平洋=晴れ・日本海=雨、が似合う気がするんですが、そんなこと言っちゃあ失礼ですね。すみません。
ホテルのロビーから日本海を望む。
晴れてたら最高だったな。
遠くの岬?をズーム撮影。
どんよりした海、色味の無い空、ぼんやり映る山。
うーん・・・。
でもロケーションは最高だね!!!
夜ご飯は蟹尽くしです。
上の写真はカニ料理の中でもほんの一部です。
こんな豪華な蟹がたくさん食べられるんですよぉ!!
蟹で腹膨れたなんて、誰もが人生で一度は言ってみたいんじゃない??
ここではそんな夢が叶うのです。
(特別プランらしいけど。)
私は、こんなにたくさん蟹が食べられるホテルを、他にまだ知らない。
そして・・・。
イカがそのまんま。
いやはや、これももう何ていったら・・・。
とにかく、凄過ぎるのです。
部屋に戻って、温泉入ったりします。
21:10
夜の日本海を、高感度モードで撮影。
かろうじて海と空の境が分かるくらいじゃないですか??
くつろいだあとは、布団に入ってこの日1日の出来事を振り返ってみる。
まぶたの裏に自然と蘇ってくる。
そして最後に思った。
もう一日目終わっちゃったのか・・・。
1日目の記録。
鉄道での移動距離
・JR線・・・288.7km
・嵯峨野観光鉄道・・・7.3km
活動時間(その日最初の列車に乗り、その日最後の列車を降りるまでの時間)
9時間10分
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2日目
いつもハイライトはこの日にある・・・。
12/28 7:02
目覚めると、既に7時だった。
私の旅時の起床時刻としては、かなり遅い。
(一番早いのは上野のホテルで泊まった時の4時起床かな。)
朝ごはんを食べる。
7:56
ぬおおおおぉぉぉぉ・・・。
美しい朝です。
1日のハジマリ。
これからどんなことが待っているのかと考えさせられる時間です。
荷物をまとめ、ホテルをチェックアウトし、すぐ目の前の海岸に向かいます。
8:13
泊まったホテル。
かなり良かったです。
そして、海岸から望むことのできる景色とは・・・。
あぁ・・・。
2016年の1発目の記事に使われた綺麗な日の出です。
海面がキラキラと輝いています。
そういえば、あれを思い出すなぁ。
これはこれで絶景でした。
そして、浜辺には一つの命の灯が消えようとしていた・・・。
タコさん
まだ生きているものの、海に返してあげても泳げず再び波に押し戻される有様で、もうダメであろうと思われる。
感触は柔らかかったです((
さて、またまた送迎バスに乗り、竹野駅まで戻ります。
今度は時間的に余裕があるので、竹野駅を観察したり駅の明治の痕跡でも探していこうと思います。
こちらは駅構内。
ごく普通の2面2線駅・・・なんですが、右側の2番線側のホームは、もとは島式ホームだったようで、3番線の痕跡が残されています。
また、ホームは当駅に停まる特急がキハ189系化された時にかさ上げされたようです。
そして、こちらは明治の痕跡。
柱にあるものなんですが、微妙に浮き上がっているのが確認できますね?
「鉄道神戸 明四十四」と。(鉄に関しては、旧字体だと思われるが、大井川鐵道と同じ鐵か鐡かは文字が潰れているので分からない。まあ、普通に考えて鐡だろうが。)
さて、間もなく列車がやって来ます。
普通┃豊岡
行きに乗車します。
車内に入ると、人の少なさに驚く。
なかなかこの時間帯に乗車する青春18きっぱーはいないようだ。
8:52
車内はまさに、THE・ローカル線と言った感じ。
これぞ昭和の風景。これぞ旅なのだ。
そう思わせる魅力があります。
竹野駅からしばらくは、1日目に通ってきた路線をそのまま逆戻りします。
しかし、昨日とは違った景色もあるのです。
雪!!
この3日前のあの旅で散々見られると思ったあの雪です。
そして、廃村!?
帰宅後にググってみましたがそれらしきものはヒットせず。
今でも分かっていません。
城崎温泉を過ぎ、終点・豊岡へ。
9:15
豊岡駅構内には先日引退した381系(国鉄色)の姿が見られました。
地味に381系国鉄色は見るのはじめてかも。行きは気づかなかったので・・・。
それにしてもこれからどうするのだろう・・・。
福知山行きに乗り、昨日も通った途中の和田山駅まで乗車します。
この間の風景などは前日も通ってきて、さらに2でレポしているので省略。
というかほぼ写真撮ってません。
9:48
駅に到着です。
ここで降りるといえば・・・??
続く。