夏の太陽の下で ~波乱万丈きのくに編~ 1日目 ②
最近寒いですね・・・。
私はやっぱり夏が冬より10000倍ぐらい好きです。
9:25
難波へアーバンライナーで来て、少し撮影をした後・・・。
とあるどっかに向かって移動を開始します。
それにしても難波駅って広いねえ。近鉄から乗換えで何分かかるんだよ。人多いし。
やってきたのはここ。
南海なんば駅~。
南海は初乗車です。これからどんな旅が待っているのだろう・・・。
さてさて、私はもう事前に乗車券・特急券などなどをですね、押さえてありますのでさっさと改札の中へ行きますよー。
和歌山方面の行き先表示板。
アナログですなぁ~。
名鉄も、栄生駅は確かこれと同じような感じです。(もうそろそろ変わるらしいけど。)
さてですね、これから乗車するのは・・・。
これではなく・・・。
(7000形なくなったようですけどこれは何でしょう??)
うおぅ、何かいるゾ・・・。
しかしこれでもなく・・・。
※老兵6000形。一体いつまで走るのだろう・・・。内装的には限界が近づいてる気もするんだが。
そうそうこれです。
左上に映っているのは・・・。
「こうや りんかん┃高野山極楽橋」 10:00
これですよ これ!
一応特急です。
これに乗って弘法大師様のもとへ!!
と。
9:46
入線してきましたー。
この列車はりんかん┃橋本行きとこうや┃高野山極楽橋行き、計8両編成です。
左のどこでも良く見るようなフツーのデザインのやつがりんかん、右の大阪人のようなど派手なラッピング電車がこうやです。
あ、ついでに駅看板も。
特に特徴もない・・・。
先頭はこうや号。これ1本で高野山のすぐ下まで連れてってくれます。頼もしい列車です。
さーて、ここで少しこうや号について勉強しますか?
昔のことは話すと長いので割愛しますが、現在、こうや号は写真の30000系と貫通型の31000系によって運行されています。
30000系は1983年に新製された電車、31000系は1999年に製造された一部廃車機器を流用した半新製電車です。
30000系は4両×2本、31000系は4両×1本が在籍しています。
どちらも橋本ー極楽橋間の急カーブと50‰の急勾配(水平距離1000㍍に対して50㍍登りますよーという意味)に対応するため、ズームカー仕様となっています。
ズームカーって何ぞや?ていう方はこちら
安定のウィキ((
さあ、ここまでハアハア言いながら読んでくださった皆さん、もうちょっとだけお付き合いしてくだされ。
31000系は1999年登場と比較的新しいのですが・・・。
勘違いしてはいけません。こいつは30000系の後継車でないのです。
まさかの抵抗制御というやつです。
とまあ、そんな感じですw
ここまで読ませてなんだこの終わり方は・・・。
NANKAIのロゴ。
ええですね。
車内は回転リクライニングシートです。
先ほどのアーバンライナーデラックスシートと比べてしまうと見劣りしてしまいますが、それはアーバンが豪華すぎるだけであって、こちらは標準的です。
雰囲気が中国っぽいが・・・。
10:02
さてさて、難波を10時ちょうどに出発すると隣には鉄人28号ラピートが。
斬新なデザインで、それはそれは・・・。
ちなみに私、車内に関しては好きです。外観は(ry
10:11
うーん・・・。
晴れない。
私、鉄旅では半分以上ぐらいの確率で晴れなんですが、出だしがちょっと不穏・・・。
ちなみに2013年冬は豪雪過ぎました。
10:31
大阪近郊の街を通り抜けていくと、いよいよ最初の峠越えです。
このあたりは新線に変えたら勾配がきつくなってしまった・・・っていう区間です。
確か30‰ぐらいあった気がします。
(パーミルについては私の過去記事やウィキ先生をご利用ください。)
10:45
峠を越えて下って下って下った先がこの橋本駅。
高野山へ行く拠点みたいな場所です。
極楽橋方面からの普通列車やなんば方面からの急行とかは結構ここで折り返しをしています。
11:03
橋本を出ると山岳区間へ入ります。
高野下や九度山などの駅を通り過ぎると本当の本当に山岳区間へ入ります・・・。
だんだんと勾配やカーブがきつくなっていきます。
場所によっては50‰や制限33km/hなんてところもありますよ。
11:11
大分上ってきたかな??
もし電車に感情なんかあったら上ってくれないでしょうね。
11:20
ここまで来ると、もう本当にヤマです。
だんだんと神々しい何かを感じていくんでしょうね。
車内放送では高野山と高野山を開いた真言宗の祖、弘法大師様について話しています。
11:26
標高535m
いよいよ高野山の麓、極楽橋までやってきました!!
駅名の下のグラフ?を見れば分かるんですが、最後のほうは結構勾配がきついことが分かります。そしてその先は・・・。
30000系こうや号。
いっぱい人が降りてきます。
これからまたこの過酷な運用に就くんですね。
11:27
さっきの駅名板を見て驚かれた方もいらっしゃると思いますが、もちろん電車ではありません。
流石に電車の感情どうのこうの以前に死にます。
ええ、ケーブルカーです。
なんとか一番後ろの場所を確保。
眺めが良さそう~~!!
ぐいぐいと上って行きます。
高尾山ほどではないですが、かなり急です。
一番後ろにいるとなんとなく怖ええええええええええええ。
途中で反対のケーブルカーとすれ違い。
どちらとも1960年代モノで、大分古いです。
536‰
皆さんが普段良く見る%に直しても53.6%。異常です。
ちなみに日本唯一のアプト式・大井川鉄道井川線は90‰、すなわち9%です。
(アプト式とケーブルカーを比べるっていうおかしさはあるけども。)
こうやって数値に表してみるとどれくらい凄いのか分かる気がしません???
とりあえず中途半端ですがここまでで。
12/10 追記
やっと昼・・・。