名古屋で唯一の渓谷「白沢渓谷」に行った話
どうもこんにちは。皆さん、こいつブログやめたな、って思ってたでしょう?
超久しぶりの更新ということで、なんとこの記事が2018年最初の記事という、マイペース野郎の本領発揮といった感じでございますが…。これからしばらく(あと1年半ほど)は超超低浮上といった感じになりますのでよろしくお願いします。ちなみにこんなに更新頻度が下がってもブログをやめる気はありません!!
ということで本題に入るわけなんですが、皆さん、名古屋市内に渓谷がある事をご存じですか???
実は愛知県尾張地区在住の自分ですら最近知ったんですが、知った瞬間に「そんな手軽に行ける渓谷があるのか。行ってみたい!」と思い、半ば衝動的に行ってみました。以下、そのレポートです。
2017/09/09 7:07
出発は名古屋駅。今日はその渓谷、その名も「白沢渓谷」と言うんですが、そこ以外にも行く場所があるので地下鉄・バスが乗り放題の「ドニチエコきっぷ」を購入。利用日は限定されているものの、600円とはなかなかにお得。
7:27
名古屋から東山線で栄まで行き、栄から名城線の右回りに乗って大曽根で下車。尾張民にして大曽根初上陸。
大曽根初上陸とはいえ大曽根に用があるわけではないのでさっさと乗り換えます。
出たっ!ガイドウェイ方式のバス「ゆとりーとライン」
こいつも名古屋近辺に住み始めてから7年が経ちましたが、乗るのは初めてです。(そもそも存在を2,3年前に知った…。)
これ、走る車両はバスでも法的には一応鉄道なので、ホームの外へ降りると…??
日曜朝の下り方向ということで、全然人がいません。
にしても、鉄道とバスのシステムが融合した、今まで見たことがないシステムですね…。専用道や設備の経費はかかるものの、渋滞を避けられるために定時運行に一役買っているそうです。
7:31
やってきた高蔵寺行きに乗車。
そこそこ立派なホームにやってくるのが一台のバス。違和感しかない。
ちなみにこのゆとりーとラインで困ったことがあるんですが…。それがこちら。
降車を知らせるボタンです。
ゆとりーとラインは小幡緑地駅から先は一般道を走るため、それ向けにこの降車ボタンが設置されているんですが…。
これを専用道区間で使うかどうか迷ったんです。一応小幡緑地駅までの専用道区間は先ほど言ったとおり法的には「鉄道」の扱いですのでボタンを押さなくても各駅に止まり、きちんとドアを開けてくれるんですが…。でも、心理的にボタンを押さないと降ろさせてくれないような気がしません??笑
っていうことで結局降りるとき押したんですよ。はい。
以上、ゆとりーとライン初乗車民の戯言でした。
7:47
駅名がもう渓谷と名乗ってしまっています。(白沢渓谷駅:なんだ…悪いのか?)
何度も繰り返しますが、法的には鉄道なのでバスしか止まらなくても「停留所」呼びではなく「駅」呼びなのも違和感を感じますね…。
この部分は今回に関係ないので全カットします。
8:28
ということで、軽く小幡緑地を徘徊したあと、白沢渓谷の上流側へやってきました。
名古屋市内という近さ故、徘徊してもまだ8時半前…。
写真だと自然あふれる山の中にしか見えませんが、実はこれ、住宅街の真っ只中なんです。
ということで、「白沢渓谷」を形成する、小幡緑地内の池に源を置く白沢川を上流から下流に向けて歩いて行きます…が、
川を覗いてみるとご覧のとおり…。
なんだこりゃ、増水してるから?か流路を定める石たちが浸水してるし、何よりなんだこの川の色は…。
こんな色になった原因は2つ考えられます。
- 1、元から汚い
- 2、この日は日本中に猛威を奮った台風21号(関空の浸水といえば、思い出す方も多いのでは)が通過した後だったから。
私は普段の川の色を見たことがないので推測の範囲でしか言えませんが、周りが住宅地、かつ源が公園の池という点から察するに「1」だと勝手に考えています…。まあ、手軽に来れる名古屋市内ですからね…。
(もし普段は綺麗なら…ごめんなさい…。)
なんかいろいろ言いましたが、それでも1997年度に市の都市景観賞を頂いている渓谷ですから…。
さあ、お待ちかねの核心部分へ。
皆さんはどういった感想を持たれたでしょうか。
個人的には、水の色さえ綺麗であれば名古屋市内にあることを踏まえてもいい場所だ!っと感じました。さすがに山の中にある名だたる渓谷と比べるのは酷です。
たまには雑多な日常から逃れられるようなこういった気休め的な景観が都会に存在するのはなかなかに良いことであると思いました。
都会ならではの車の音からも逃れられるしね。
水がいくら汚くたって、川のせせらぎの音は聞こえてくるしね。
様々な角度から写真を撮り、誰もいない朝9時前の渓谷を後にしました。
(おまけ)
一応、渓谷の下流も見てみました。
里山の小川って感じですかね…。(by 生まれた時から山のない平野にしか住んだことがない人)
さらに下流方向へたどると、庄内川に合流して白沢川はおしまいとなります。
9:09
僅か40分あまりの探索でふたたび駅へ戻ってまいりました。まだ9時です。
この日は白沢渓谷以外にも行ったところがたくさんありましたが、その話はまた今度。
遠くに栄や名駅などの中心部を望むこの高台の地。
名古屋市内にありながらも、いい具合に自然が残されている、そんな地だと感じました。
ちょっとこの場所、気に入っちゃったかも…。
名古屋近辺にお住まいの方、もし白沢渓谷が気になったら一度行ってみるのはどうでしょうか…。過度な期待は禁物ですが、どんなところだ?という軽い気持ちで行ってみれば、景色がお好きな方は意外と楽しめるかも…?